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栄養 豆知識8(2月1日掲載)

[2025.02.01]

今回は『脂質』について注目!

紹介

糖質と同じく体を動かす燃料ですが、糖質の2倍以上のエネルギーがあります。消化されるスピードが糖質に比べてゆっくりなので、少しの量でも腹持ちのいいエネルギー源。

役割

身体にエネルギーが足りていると、脂肪組織に体脂肪として蓄えられ、体温を保つのに活躍!内臓を守るクッションにもなります。
エネルギーが足りないときは、脂肪組織に蓄えられた脂肪が分解され、脂肪酸が作られ心臓・筋肉・肝臓でエネルギー源として使われます。

アドバイス

必要とされるのは1日の必要エネルギーの20〜25%脂質から取るのが理想。お菓子や加工品にも脂質が沢山あります!
脂質の一種であるコレステロールは悪いイメージですが、細胞膜の主成分。生きるのに欠かせない栄養素です。脂質は種類によって働きが異なります。

取りすぎ注意‼飽和脂肪酸

(肉類、バター、チーズに多く含まれます。)取りすぎると血液中のコレステロールが増えて動脈硬化を招いてしまいます。

適度に取りましょう!不飽和脂肪酸

(アボカド、サバや秋刀魚など)取りすぎは良くないが体内で合成できないので食事からとる必要があります。
ですが不飽和脂肪でもサラダ油、ごま油などはHDLも減らしてしまうので注意が必要。
トランス脂肪酸はマーガリンやファストフードに多く含まれていてLDLを増やして血管が詰まりやすくなり、心臓病のリスクを高めるで、とりすぎは禁物!!

目安

成人の摂取エネルギーが2000kcalとした場合、脂質がそのうちの理想20%だとしたら。
脂質で400kcalになります。これをグラムで表すと1日約45gとってOK.

食品に例えると・・・

  • マヨネーズ 大さじ1で約9g
  • さば1切れ100gで約12g
  • ポテトチップス1袋(60g)で約22g
  • さつまいも1/3あたり約30g

取りすぎは色んな病気を誘発させることがあるので気を付けて食べましょう。

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